みなさんこんにちは弱酸性美容研究所 クレェデリヤン代表 大下普申です
シャンプーについて今一度お話します
シャンプーした方が良いか否かについては以前書きましたがもう一度詳しくお話したいと思います。
頭の臭いには
「頭皮臭」「頭髪臭」があります
頭髪臭は髪についた臭いです、元々、髪のキューティクルはガラスのようにツルツルしていてキューティクルが傷んでなければ「ほこり」「臭い物質」「汚れ」は髪全体にはくっつかずに「髪の間」を浮遊しているだけなので、
ブラッシングで新鮮な空気を入れれば悪臭は無くなります。
髪が傷んでいると髪にダメージホールができ表面が凸凹してきます、この凸凹に汚れや臭いの元が付着吸着するのでブラッシングだけでは取れない、シャワーでの水、お湯洗いが必要になります。
ガラスコーティングしている車は表面のほこりは鳥の羽の毛ばたきで落ちますし、花粉などが付着しても水洗いで綺麗になりますよね、傷んでない髪は汚れや臭いが付着しにくいのです。
と言うことは
ブラッシングとシャワーでほとんどの頭髪臭はおちます
シャンプーは頭皮臭(皮脂)を洗う、落とすと言うことなのです。
頭皮臭の原因はなんでしょう?
お湯だけの洗髪では臭いが残って完全に洗い流せていないような気がします、頭皮は体の中で皮脂腺が一番多い場所でそこに悪臭菌が繁殖しやすいのです。
頭皮には皮膚常在菌という菌が存在していて、皮膚常在菌が分泌するリパーゼという酵素から脂肪酸を作り、頭皮を保湿して正常な弱酸性を保ちます。
頭皮の常在菌には表皮ブドウ球菌、黄色ブドウ球菌、アクネ桿菌、マラセチア菌、などが良く知られていますが200種類以上の菌があるといわれています。
こういった皮膚常在菌は1センチ平方メートルあたりに10万個以上も存在していてそれぞれがバリア機能を持っています。
ところが、この頭皮環境は簡単に悪化し、悪臭の温床になります、睡眠不足、ストレス、さらにはシャンプーでの洗い過ぎが原因で悪臭を作ってしまうこともあります。
シャンプーのし過ぎで常在菌のバランスが崩れ悪臭が発生、バクテリアバリアを破壊し、健康な皮脂膜のバリアも壊してしまいます。